「地面を掘れば、温泉が出てくる」といわれるほど、多数の源泉が存在する渋温泉。
源泉ごとに成分が異なるので、鉄分が多く褐色を帯びたものから、白濁したもの、緑がかったもの、無色透明など、地中から湧き出たままの温泉が味わえます。 効能も、神経痛から美肌までさまざま。
石畳の小道を散策すれば、由緒ある寺社や、温泉まんじゅう、射的など、昔懐かしい味や文化にも出会えます。
渋温泉の楽しみは、なんといっても数種類の名湯をたっぷり堪能する〝九湯めぐり〟。
九(苦)労を流し、厄除け、安産育児、不老長寿のご利益があると根強い人気があります。
目的や体調に合わせて、一番から九番まである外湯を巡りながら、手ぬぐいにスタンプを押し、最後に高薬師さんに詣でて満願成就といわれています。
厄除け・安産・健康などの願いをこめて、9つの共同浴場をハシゴしてみては。
日帰り客用も利用できる浴場です。
京都・東福寺のかま風呂を模して造られ、信玄公の湯治場でもあったことから、「釜風呂」と名付けられました。
温泉寺境内にある信玄釜風呂では、蒸し風呂も体験できます。
日帰り客用も利用できる浴場。石積みの浴槽が特徴です。
神経痛・胃腸病などに効能が期待できます。
喫茶店を兼ねた施設で、カレー、ビーフシチューなどの軽食も人気です。
渋大湯の屋上にある、檜造りの足湯処。
大湯と同じ、鉄分で茶褐色に濁ったお湯です。
散策中の休憩におすすめです。
足拭き用タオル完備。